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ソーラン節の故郷

 

 

 

 明治から開拓が始まった積丹町の開基は宝永三年(1706年)。北海道の中でも古い歴史を誇り、その歴史を誇る上で忘れてはいけないのが、紺碧の海に大挙して押しよせた鰊の大群です。”ヤン衆”たちは魚影を追い続け、数々のドラマを生んだ彼等の代表作として「ソーラン節」が誕生しました。ソーラン節とは、あふれんばかりの鰊でいっぱいとなった網を引き揚げる時の「力入れ」の唄であり、彼等によって北海道はもとより、全国へと広がっていきました。
 一般的に知られているソーラン節(沖揚げ音頭)とは「正調鰊場音頭」を構成している四編の中の一編だということは以外と知られていませんが、他の三編と合わせて鰊漁の一つの物語として、全盛時をうかがい知ることができます。

 

 

 


 船着き場から網の仕掛けてある猟場を往復する時に唄われるもので、急ぐ場合やのんびり漕ぐ場合、船着き場に後ろ向きに船を付ける場合で音頭が異なります。
 
 網が鰊に乗り出してから枠網に落とし込むまでの、もっとも気合いの入った作業歌です。
     

 網起しによって集められた鰊を船着き場に陸揚げするため、大きなタモ(網)で鰊をくみ上げる時に歌うことから、名付けられた歌。
 
 陸揚げの終わった枠網にはたくさんの数の子がつき、編み目をふさいでいるため、これを竹の棒で叩いて、落とすときに歌う音頭です。


 



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